miscellaneous : blog

<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -

29's declaration

本日,29歳になりました。

それから,
内定を頂いていた事務所にご辞退のお手紙を差し上げ,
裁判官を目指すこととなりました。

今回は相当悩みました。


裁判官を選択した理由とか,事務所への気持ちとか,言いたいことはたくさんあるのですが,なかなかうまく書けないですね。これから少しずつ書いていきたいと思います。

ともかく,もう後には引けなくなりましたので,
これまで以上に研鑽を重ねて参りたいと考えております。


(3月11日追記)
1. 以前から私を知る人はきっと,「弁護士になってビジネス方面をやるつもりじゃなかったのか?」と思う方も多いと思います。
 もちろん私もそのつもりでした。ビジネスには興味もありますし,たぶんできなくも無い(と思う)のですが,ただ,性格的にあんまり向いていないというか,疲れたり飽きたりしちゃうような気が(それもかなり高い確率で)したんです。
 裁判官の仕事は,内実が最も伴っているというか,いい意味で地味で飾りがないお仕事と思われ,肩に力を入れずに質の高い仕事ができるような印象を持ちました。

2. また,私が以前会社を辞めた理由の一つとして大きかったものが「勤務地も仕事の内容も自分で選べない」ということでした。
 このことは裁判官にももちろん妥当するのです。
 でも,今回民裁収集中にいろいろな部を回らせてもらっていろんな仕事を見たのですが,どれもそれぞれの楽しさがあることがよく分かり,勤務地についてもまあ国内旅行のようなものだと考えられるし,一生単身赴任をさせるほどひどい人事があるわけでもなさそうなので,まあこれはこれでいいのではないかと思いました。

3. お断りした事務所は,すばらしい事務所だと考えていますし,司法研修所の教官や他の事務所の先生方からの評判もかなりいいと私は思います。それだけにかなり悩ましい選択だったわけです。
 でも,一番の問題は,そこに勤務することとなった場合の生活イメージを具体的に持つことができないことです。家族ができるとそのあたりはとても気になりますし,就職活動中もそのあたりを重視していろいろお話しを聴いていたのですが,やはり中に入って仕事を体験し,そこにいる人と時間をともにする実務修習には及ばないわけですよね(渉外事務所で実務修習できるとは限らないわけです)。
 そうすると,十分にイメージできないところに行くのはやはりリスクとなり,大きな不安要素となりました。まあ,こういう風に慎重になるのも齢をとったせいでしょうかね・・。
 まあ,この問題については,大手事務所とかはサマーインターン制度とかを使ってロースクール生の採用をやるみたいで,他方,実務修習の期間は短くなるようですから,裁判所と法律事務所の立場が逆転する可能性があるかもしれませんね。


(3月14日追記)
先に書いたうち,「渉外事務所では実務修習ができずにイメージが掴みにくい」という点についてですが,事務所の方としてはよりよい判断のために空いている時間を使って実務修習的に受け入れることは全然やぶさかでないとのことでした。私の情報収集に対する姿勢がややパッシブだったために,先に書いたようになってしまいましたが,判断材料を積極的に求める人には,その手段はある程度確保されるようです。
(ついでにいうと,修習生の数が倍増する60期以降では,大手の事務所で弁護修習をすることになる修習生も増えるでしょう。特に新司法試験組は実務修習が民裁,刑裁,検察,弁護の4クールに加えて「選択」という第5の実務修習クールが追加されまして,そこでは原則弁護士事務所に席をおきつつ,裁判・検察など選択プログラムに参加するというもので,実質弁護修習を4か月に延ばすことになるといっても良さそうです。大手事務所は修習生の受け皿として相当期待されているのではないでしょうか。)
司法修習 | permalink | comments(11) | trackbacks(0)

nobody but you

2006年2月15日20時20分。
産まれてきてくれてありがとう。
ファミリー | permalink | comments(23) | trackbacks(0)

手をとりあって

結婚しました。

入籍・挙式・パーティーを終えました。


少子化の流れを食い止めてやろうと思っています。
皆さんも結婚したら子供三人以上を目指しましょう。


※ パーティ来てくれた皆さん、幹事の皆さん、本当にありがとう。バンザーイ!
ファミリー | permalink | comments(8) | trackbacks(0)

司法試験 最終合格発表!

口述受験番号86番!
合格していましたです!

みんなありがとう。
司法試験 | permalink | comments(7) | trackbacks(1)

論文合格発表

無事、合格してました。
支えてくれたすべての人に感謝します。

彼女を迎えに行ってきます。
司法試験 | permalink | comments(7) | trackbacks(0)

論文本試験終了

JUGEMが壊れていたせいで肝心の論文前後にエントリーできなかったです。。

一応、感想を書いておきます。


■全体■
論点的には、予備校とかが予想している「ヤマ」がことごとく当たったという印象。
ということは、みんなそれなりに書いてくるだろうから書き負けないように基本的事項から丁寧に書き起こすことが必要と感じた。
だから試験中はとにかく「ウソを書かない」「しつこく基本重視」「丁寧な理由付け」を激しく意識しました。

以下、各科目で書いた事。答案再現はしないのでここに書いて終わりにします。

問題はこちら


■憲法■
第1問は人権パターンで淡々と。
「立法事実に基づいて実質的関連性を慎重に吟味する」基準。
結論。違憲。
∵プライバシー侵害度大(氏名・顔の普遍性、情報伝播の蓋然性)なのに犯罪予防効果は未知数。

第2問は口述試験問題。
被選挙権の公務的性格→立法裁量
ただし視点:投票により国民が判断すべきことではないのか?
被選挙資格を25歳以上とすること、合憲。∵利害調整能力が定型的に弱い
参議院を衆議院より加重すること、合憲。∵参議院の特殊性、投票のみによらず制度設計が必要
両方35歳以上とすること、違憲。∵ていうか、やりすぎ。

■民法■
第1問。
(1)541,543条解除難しい。641条解除OK。でも損害賠償ヤダ→例外的に不要な場合がないか?
(2)淡々と条文処理。瑕疵修補、全部拒める。損賠、相殺。この不均衡は合理的か?

第2問。
なぜ物上保証人の弁済が「承認」にあたらないか?
時効援用権者、代位行使の可否?
援用権者の時効援用が信義則に反するときの代位行使の可否
援用できないのに代位行使できるのは不均衡ではないか?

■商法■
第1問。ベタベタの問題。
有利発行にあたるか→決議を欠くのは無効事由となるか?
266I・267 会社に損害はあるか?
266の3 填補されれば認める必要ないのではないか?
280の11、取締役解任
公告を欠く場合→折衷説

第2問。
A社に対して。追認、262、14。ただし真の代取に帰責性はあるか?
甲に対して。8。善意無重過失のみ。
B者に対して。独立則。善意無重過失のみ。

■刑法■
第1問。
住居侵入書き忘れた。
甲の中止犯。因果関係不要。真摯性を欠く。殺人未遂。
乙の不真性不作為犯。作為義務は甲の作為義務を承継。殺人未遂。
保護責任者遺棄とかはなし。

第2問。
第1横領。登記未移転だが売買時に既遂。詐欺。その後の解除は既遂後の情状。
第2横領。解除で法益復活→二重横領肯定。状況によっては詐欺。
第3横領。背信的悪意でも横領。65I60で横領の共同正犯。

■民訴■
第1問。すばらしい問題に感動。
総論。証明責任。本来弁論・職権探知関係なく妥当
しかし弁論主義と結び付くことで訴訟行為を規律するという新たな役割を与えられた。
各論。1.弁論主義の原理 2.それに対する証明責任の機能 3.その効果としての訴訟行為の規律。
・主張責任→証明責任の分配とパラレル→負わないものは主張の必要なし
・裁判上の自白→相手の証明責任→自認すれば不要証、不可撤回
・抗弁と否認→証明責任で区別→本証と反証
結論。弁論主義により当事者・裁判所間で分担された訴訟行為を、さらに当事者間で分担するのが証明責任。
※「在り方」とあったので真実解明義務や証明妨害、間接反証を書くか迷ったが、証明責任の機能がメインだと思ったので書かず

第2問。
(1)114I。114II(200万のみ)。通説
(2)114I。114II(200万のみ)。乙の100万請求は信義則
(3)114I。114II(200万のみ)。乙の残額、丙には生じず。信義則。
114IIの趣旨→あくまで訴訟物に対する相殺の対抗のみを拘束し、「訴訟物に関する」紛争の蒸し返しを防止。それ以上の紛争は114Iを採用した時点で織り込み済。

■刑訴■
第1問。これまた典型。
前段。220I◆「先後は問わないが、時間的近接性」→帰ってきてないのにわかるのか?
証拠隠滅の蓋然性と近接逮捕の可能性があればOK
後段。220I△修里泙涅慌,魯瀬瓠6杁涸楮差押もダメ。
領置、令状、現行犯逮捕。

第2問。
317条。320条。326条なし。
前段。「任意」否定(任意性説)。
328条も否定∵事実上の心証形成により自白の厳格な制限を潜脱
後段。322or321I。絶対的特信情況なし。
328条は矛盾供述に限るから被告人質問なき本件ではダメ
司法試験 | permalink | comments(4) | trackbacks(0)

Let us cling together

短答本試験前最後のエントリーです。


ついにここまできた。
1年前には想像もつかなかった本試験。

それに挑戦することができることの幸せ。


2002年。
会社を辞めるとき、逃げるように辞める僕なんかのために盛大な送別会を開いてもらった。課の全員が強烈なディープキスをくれた。とんでもない会社だ。
翌日寮を去るとき、同期や後輩だけでなく、先輩までもが出てきて万歳三唱をしてくれた。涙が止まらなかった。早く逃げ出したかった。
どうしてこんな僕の前途をみんなが祝福してくれるのか、本当にわからなかった。

2003年。
上海で会った若い経営者たちは、僕の自尊心をズタズタにした。
日本に帰っても、「君はいつまでファームでグダグダしているつもりだ?メジャーリーグにいく気はあるのか?」と叱咤された。
消えてしまいたくなった。今までの自分はなんだったのか、本当にわからなくなった。


もう1年が経った。

最近、意識的に交友を断ってきた友人たちが、暖かく応援してくれる。
法曹を目指す大きなきっかけとなった実家での親戚との抗争にも今は感謝したい気分だ。
第1回総択の夜、なぜ司法試験を受けようと思ったのか、心境を両親に話した。
母は泣いた。父は「身体にだけは気をつけろ」と言った。それはこっちのセリフだ。


大きなプレッシャーからは逃げてばっかりだった。リスクを取ることを極端に嫌った。
今回は、もう逃げられない。ここまできたらあとは運次第。
恐れず、堂々と本試験を受けてこよう。

おもえば、10年前に行っていたハイスクールのモットーが「No Fear」だった。
昔の経験も、まわりまわって意外なところで示唆をくれるものだ。
続きを読む >>
司法試験 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)